免疫力を高めるにはどんなビタミンを摂ったらよいか?

風邪をひかないためには栄養を摂ったり
免疫力を高めたりすればよいとよく言われます。

栄養を摂れば風邪をひかないというのはよくわかりませんが、
免疫力を高めておくと、もしも風邪を引いた場合でも
すぐに治る可能性は高いです。

なぜなら、免疫力は人間に備わっている
外敵から体を守ったりするための防衛システムの役割をするからです。

そのため、風邪や病気にかかったとしても
元に戻そうとする力が働いて体を治してくれるのです。

ここでは疲れに関係の深い「免疫力」についてお伝えし
免疫力を高めるためのビタミンについても解説して行きます。

そもそも免疫力って何か?

まずはじめに「免疫」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。

でれでは、

「免疫力ってなに?」と聞かれて
答えられる人はどれだけいるでしょうか?

免疫力は、病原菌やウイルスなどの外敵の侵入から
体を守ってくれる働きを持っているのです。

そして、健康な状態を維持しようと体内に害をもたらす細胞を
除去しようとする自己防衛システムが備わっています。

だから免疫力は、体のいたるところで機能しているので
常にいろいろな外敵と闘っているのです。

例えば、風邪をひいて40℃の熱が出たとします。

体温計

病院に行って注射を打ってもらったり薬を飲むと、
風邪の治りは早いですよね。

この時に、もしも病院に行かないでいると病状は悪化しますが、
ある程度までいくとだんだんと良くなっていきます。

この時に自己防衛機能が働いて自然治癒力で風邪が治っていくわけですが、
この自然治癒力こそが「免疫」が風邪のウイルスに働きかけている証拠なのです。

人間にこの「免疫」が備わっていないと病状は悪化し続けて
最終的に死亡してしまうことになります。

免疫力がしっかりと備わっていれば病気にかかりにくいですし、
たとえ病気になったとしても早く健康な元の状態に戻してくれる力があります。

免疫力は体温と密接な関係があって、
体温が下がると血流が悪くなって免疫力も低下します。

血流が悪くなると、体内に発生した異物が発見されても
素早く駆除してくれる白血球が集まりにくくなるため
ウイルスや細菌に侵されやすくなるのです。

免疫細胞とは何?どどんなことをするの?

免疫力を理解できたと思いますので、
今度は免疫細胞について解説します。

ほとんどの動植物の体は細胞が集まって作られていますが、
人間の体も例外ではなくたくさんの細胞が集まって作られています。

「免疫力」も「免疫細胞」という
専門の細胞の働きによって成り立っているのですが、

では「免疫細胞」とは一体何のことなのでしょう?

「免疫細胞」とは、実は血液中に含まれる白血球のことなのです。

白血球は血液を通じていたるところに存在し、
いくつもの「免疫細胞」が協力し合うことで、

体内に発生したガン細胞や外部から侵入した
細菌やウイルスなどを常に監視して、
全身をくまなくパトロールながら体を守ってくれているんです。

パトロール

例えば、

私たちが生活している身の回りにはウイルスや細菌、
大気汚染など体に害をおよぼすさまざまな物質があります。

そんな環境のなかで暮らしていても多くの人が
病気にならないのは不思議だと思いませんか?

実はこれは「免疫力」が備わっているおかげなんです。

だから、しょっちゅう病気をしたりアレルギーになる人は
免疫力が弱っているのかもしれません。

免疫力をアップするには?

免疫力のピークは通常20~30代と言われ、
その後は歳とともに低下します。

しかし病気ひとつしない元気なお年寄りもいますし、
逆にすぐに風邪をひいたり体が疲れやすい若者もいます。

だから一概に年齢だけで「免疫力」は判断できないようです。

むしろ「免疫力」を知る基準は、食事や睡眠など
普段の生活習慣や心理状態に大きく影響されるようです。

いくら若くても寝不足や暴飲暴食を続け、
仕事などで過度のストレスがたまれば
免疫力は低下し体に異常が生じやすくなります。

なので、少々体に負担が起きても大丈夫なように
「免疫力」をアップさせておくことが一番の得策のようです。

風邪予防で免疫力を高めるにはビタミンAを摂るとよい

風邪予防のためには免疫力をアップすればよいことがわかりましたが、
免疫力を高めるビタミンとしてビタミンAが有効なようです。

ここでは、風邪予防で免疫力を高めるビタミンAについて解説していきます

免疫力を高めるビタミンAは、免疫機能を維持する働きがありますが、
ほかにも皮膚や粘膜を丈夫にするという働きがあります。

冬になると手肌が乾燥するので皮膚や粘膜が荒れやすくなりますよね。

その荒れた時が特に注意が必要で、ウィルスが
のどや鼻の粘膜から体内に入って免疫を侵しやすくなります。

最近では性能の良い加湿器や空気清浄機などが部屋の乾燥を防いでくれているようです。

我が家でも一日中暖房をつけているので部屋が乾燥して目、鼻、ノドが辛く、
肌荒れや乾燥することに我慢できなくて「空気清浄機」を購入しました。

部屋の湿度が十分に保たれていれば皮膚や粘膜には良く、
さらにビタミンAが十分に体に備わっていれば、
のどや鼻などの粘膜に働いて細菌から体を守ることができます。

健康を保つには、加湿器や空気清浄機など体の外部からの対策と、
ビタミンAを摂る体の内側からの対策を並行して行うとなお良いです。

ビタミンAが含まれている食材

ビタミンAが含まれている食材はどんなものがあるのでしょう?

ビタミンAとして働く成分を多く含む食品は、レバー、うなぎ、
バター、マーガリン、チーズ、卵、牛乳、そして緑黄色野菜などです。

その中でも緑黄色野菜がビタミンAを多く含んでいるようで、
ホウレンソウ・コマツナ・ニラ・ニンジン・大根の葉や
カブの葉・小松菜・春菊・かぼちゃ・菜の花などが多いです。

なんで緑黄色野菜を摂ると良いのかというと、
緑黄色野菜のなかに含まれるベータカロテンが、
体内で必要に応じてビタミンAに変化するからです。

ベータカロテンとは

β-カロテンについてちょっとだけ触れておきますね。

β-カロテンは、色鮮やかな緑黄色野菜などに多く含まれる
カロテノイドの一種で、強力な抗酸化力を持つ栄養素です。

β-カロテンは体内でビタミンAに変換されるため、
ビタミンAとしての働きとβ-カロテンとしての働きの
両方を兼ね備えている優れものです。、

体の粘膜や皮膚、免疫機能を正常に保ったり、
視力を維持するためには絶対に必要な成分なのです。

ビタミンAが不足するとどうなる?

空気清浄機など外部での対策は電源を入れ忘れしなければとりあえずは良いですが、
では体の内部で起こるビタミンAが不足してしまった場合どうなるのでしょう?

ビタミンAの不足で、皮膚や粘膜の乾燥や角質化などが生じると、
のどや鼻から細菌やウイルスが侵入しやすく抵抗力が弱まって感染症にかかりやすくなります。

そのため、体の内部での対策は食事でビタミンAをたっぷり摂って
粘膜を強化し、ウイルスの進入を防ぐことが大切です。

逆にもしもとり過ぎた場合、肝臓に貯蔵されて
肝障害などの副作用をおこすようです。

ビタミンAは、その他にも発育を促進したり、
肌の健康を維持したりする働きもあるようなので、
肌を気にしている特に女性の方には必要な栄養素といえますね。

手軽にとれるビタミンAの入ったサプリメントや
ドリンクなどもあるようですので気にされても良いかと思います。

風邪予防で免疫力を高めるにはビタミンCを摂るとよい

ビタミンAがどれほど体に良い物なのかわかったと思います。

今度はさらに免疫力を高めるビタミンCについて解説します。

風邪を予防するにはビタミンCを摂ると良いと
昔から言われていすが、本当なのでしょうか?

みかんしかない昔は「ビタミンCを摂るならみかんを食べろ!」
などと言われるくらい、ビタミンCの代表みたいなものでした。

昔と比べるとビタミンCの研究がだいぶ進んだのでしょう。

ビタミンCは免疫力を高めて
風邪などの感染症を予防して回復を早めたり、

活性酸素の害を防いでガンを予防したり、

そしてコラーゲンを生成して美肌を保つ
働きがあることまで分かってきています。

ここでは、そんな風邪予防で免疫力を高めてくれる、
ビタミンCについて解説します。

ビタミンCってどんな食品に含まれるの?

ビタミンCを多く含む野菜は、ブロッコリーやカリフラワー、
パセリやピーマンなどの緑黄色野菜、レモンやいちごなどの果物にも多いです。

野菜類

野菜は全般的にビタミンCが多い食品で、
特に緑色の葉物に多い傾向に有ります。

赤ピーマンや黄ピーマン1個から摂れるビタミンC量は
200mg以上もあるのでけっこうたくさん摂れます。

1個あたりの重量が少ないパセリや唐辛子も
ビタミンCは豊富に含まれるんですが、
それほど大量に摂取することは出来ません。

1個あたりの重量が多いブロッコリーやカリフラワー、にがうりなどは
一度にたくさんのビタミンCを摂取することが出来ます。

果実類

果物もビタミンC補給の代表的な食品で、
柿やあけび、いちご、かんきつ類のレモンやはっさく、
カボスなどにも多く含まれています。

果物の中で特にビタミンCが多いのがアセロラですが、
アセロラの実は1個8gと小さな実なのに1個につきビタミンCが
102mgも摂取でき全食品の中でもずば抜けています。

意外なんですが、アセロラの果汁10%飲料水でも
100gあたり120mgもビタミンCを摂れるといいます。

柿やキウイフルーツ、パパイアは1個でも十分なビタミンCが摂取でき、
いちごも数個食べればすぐにビタミンCを必要量摂取できます。

レモンやかぼす、ゆず、ライムなどは主に果汁として使われので、
一度の摂取量は多くなくビタミンCを摂るには思ったほど効率的ではないようです。

お茶類

お茶類はビタミンCの含有量は比較的多めで、
特に玉露はビタミンCの量が多いのが特徴で、
カップ1杯200gの玉露の中にビタミンCは38mg含まれています。

ビタミンCはどんな働きをする?

ビタミンCは風邪のウィルスをブロックするコラーゲンをつくるとともに、
免疫力を高める物質の生産を促進する働きがあります。

その他にも血中コレステロール値を正常にしたり、アレルギー反応を抑えたり、
肌にはりをもたせたり、粘膜や骨を強くしたり、風邪を予防して回復を早めたり、

貧血の予防やストレス、疲労を和らげたりとビタミンCを摂るだけでも
こんなにもいろいろな働きをしてくれるんです。

ビタミンCが豊富な柑橘類には他の栄養も豊富に含まれています。

風邪の症状が出てからビタミンCを摂っても効果はないようなので、
風邪をひいてしまってからではなく
普段からしっかりと摂ることで免疫力を高められます。

ビタミンCが不足するとどうなる?

ビタミンCの不足で特に注意する点は、
免疫力が低下したり、解毒力が弱まり、風邪をひきやすくなったり、
肌のはりが失われ、しみ、そばかすができたりすることが多いです。

その他にも歯ぐきから出血しやすくなる。

疲労感、脱力感、神経の失調をおこす。

胃がん肝臓ガンなど発ガンリスクが高まくなる。

副腎が弱り、アレルギーが出やすい。 骨、筋肉、胃腸が弱る。骨折しやすい。

貧血、切傷が治りにくいなどの障害が出やすい。

欠乏がひどいと壊血病になるといったような
ビタミンCが不足することでいろいろな病気に侵されやすくなります。

逆にサプリメント等で1日に10g以上ものビタミンCを過剰摂取すると、
一過性ですが下痢、頻尿、発疹を起こしたりします。

ビタミンCの効果的な摂り方

ビタミンCの効果的な摂り方ですが、ビタミンCは
2~3時間で排泄されるという特徴を持っているので、

1度に摂るという方法ではなく
3回に分けて分散すると効率よく摂れます。