1997年ある夏の暑い日、待望の長男が生まれました。

ついにその時がやって来た

早朝5時頃、妻の容態に急に変化が見られました。

陣痛が始まりだしたようです。

これが陣痛か!と、人ごとのように思いながらも妻のことを心配しながら男親はウロウロするばかりで何をしたらいいのかよくかわからない。

10分おきくらいにくる陣痛は相当苦しいらしいです。

今は陣痛タクシーなるものが導入されているようですが、18年も前にはあったのかどうかもわかりません。

現在のタクシー会社では、陣痛タクシーサービスというのを取り入れていて、陣痛時だけでなく子供の送迎などもやっていて、例えば保育園や塾への子供の送り迎えや妊婦さんの病院への送迎など、安全に目的地に送り届けるサービスを行っているんです。

この陣痛タクシーサービスはまだ知らない人も多く、口コミでだんだんと広がって利用者は年間で増加しているようです。タクシー会社にも妊婦さんや子供にとってもうれしいサービスですからこの陣痛タクシーサービスはどんどん利用したほうが良いでしょうね。

話は飛びましたが、とにかく朝早くて私もまだ家にいたので陣痛タクシーは使わずに自分の車に乗せて即効で病院へ行きました。

妻はすぐに分娩室に入りましたが1人待ちでした。うちはその次まで痛さをこらえて待機です。マジで?待機できるものなの?生まれるまで我慢していないといけないようです。大丈夫かなぁと思いながらも、自分は血を見ると気絶するので分娩室へは入らずに廊下で待機してました。

以前、2つのお手玉のようなものを安産のお参りでもらいました。そのお手玉の袋を生まれる瞬間に破るといいと神主さんに言われていたので生まれる瞬間まで手に握りしめていました。

長男が生まれるその瞬間が訪れた

先に分娩室に入っていた方がやっと生まれました。廊下の壁を隔てていたので部屋の中の状態がわかりません。そしてその瞬間は訪れました。

壁を隔てていたとはいえ、赤ちゃんの産声ははっきりと聞こえました。「おぎゃー」(だったかなー?)

お手玉の袋を破る瞬間に人が通ると恥ずかしかったので影で静かに隠れて破りました。

か細い声が続けて聞こえてきます。「あー、俺はパパになった。」そう思いましたね。すごい感動を覚えました。胸のあたりが熱くなりました。

映画を見たときの超感動した時と同じ感じです。それ以上かもしれません。涙腺がパッと開きかけましたが、人前で涙を見せたことがなく恥ずかしかったので涙腺を絞り上げて閉じました。

「お父さんどうぞお入りください」と言われ初分娩室へGO!

分娩室ってこんななんだ。こんなところで生まれたんだ。といろいろ思いながら、なんか容器に入っているわが子を初めて見ました。生まれたてはほんと小さいですね。かわいいとかそういう気持ちはもったか忘れましたが、子供がそこにいるということになんか不思議な感じをもちました。

これから父親としてやっていけるのかな?やらなくてはいけないな、とかいろんなことが頭に浮かんできました。今まで妻と2人で暮らしていたのに、これからはもうひとり増えて三人になるということがとても不思議に感じた瞬間でしたね。

1人目はそんな感じなんだァね。